日天意神示(序)
永き時を経て「一厘の仕組み」は実動となり発動した
この刻を受け、知らぬことを素直に受けとめ、大きな仕組に一時も早く悟りと平安の在り処を認め、気の転換に遅れをとらぬように勤める霊止(ひと)であれ
神君ここにありて 尊きは経綸(しぐみ)標(しるべ)唯一なるをここに示す。
一時一時の積み重ね 神にとっても永き道程(みちのり)でありた。
これを以て万生に回向、起死回生と共に歩むなり。
今までの世界を構成した体主物主の古き衣を脱ぎ捨てよ
身も魂も洗い浄めて天津代、地上天国建設のカミの造りた新しき霊主の世のカミの衣を身にまといたまえ。
幽界の建て替えは現の世の建て直しの実動となり、天地自然の異変と動き出してある。
人の荒振りは止まることを知らず、いかなる世となっているかを早く早く聞き取り、眼をさましたまえ。
それぞれが自ら選び信じる外道であらば、親の諭しも申し届けること、いと難く
やり場の無い悲しみをおぼえるも、自主性と自立の選択を与えた全ての仕組みは
育成の理を以て、トキとコトを推し進め行くものなり。
ただいつの時となっても、目を醒ませ、身魂起こせよと願い祈る旗を振りひるがえすのみ
くらげなす混沌とした中より幾多の収縮・拡散・溶解・凝固を重ね創り為したこの地玉を、今一度浄化することはこれ迄のモノを取り崩すように見え恐ろしきことにも写るなれど、ここに組み為した仕組、霊の元(ひのもと)型・形(かた・かたち)に捕われず神の九九〇(こころ)をしっかりとそれぞれの身魂の内に立てれば、喜ばしきこれよりの導く手立ての数々も疑いなく成り立ててゆける神の理ぞ。
神の意志九九〇わかり、受け取れるよう各々の心、霊の箱のふた早うに開けてカムヒトとなれ。カムヒトと直った者より順々に受け取り立ってまいるのぞ。
神界の改め事、津々浦々に敷きなした建直しの仕組、いよいよと元還しとなったそれぞれの仕組。
水の流れの如く元還りとなりゆく元々の姿、霊の元還り(ひのもとがえり)の刻(とき)となりたぞよ
ヒの気、ヒミズの気、イツ気起こる時であるぞよ。
幾千万劫の神霊の功し、ここに元主天之御中と束ね揃ひ、待ちに待つこと幾久しき天津代へとの転換は九十(こと)を得、実動と始めるまこと目出度き十期(とき)を得たり。
全ての仕組、実政の積み重ね此処に据え、あらゆる手段はたらきの神霊(かみがみ)八方手を尽くし神霊(ミタマ)興すはこのところの道に至らしめんばかりなり。
カムヒト(人)にとってカムナ(神)にとってこれまでにない共の大神業なり。
果す成果は目を見張る大宇宙の完成なるぞ。
日本の国民よ、世界の国民よ、この世の建直しの実の刻は来たる。
国民よめざめよ、体よめざめよ、心よめざめよ、身魂よめざめよ。
天地異変の気づけと現象の型にあらわされる気付けを見逃すことなく、これにて動く実動の万の道の一本道に導く神霊の機縁を尊び共々の誉れ高き道を歩みたまえ。
ここに揃いた日・月、カムロギ・カムロミ大元主神界大経綸は縁と〇九十(マコト)に全てを置いて九十(コト)に初めと進みゆく
一厘にして、これよりのすべてと置く救世の道なり。