オオカムナ ミツニアヤキタリ
まこと、ここへとたどり着くには時とひとの数多くを費やしてきたものなり。
これ、この時至りたということであるから、めでたくもうれしい時となりたものぞ。
ことわけを、ひとつひとつ噛み砕くことも大事なことではあるなれど、今これからのことの中に運びゆく大切なるものたくさんに示しゆくゆえ、それはそれ、これはこれと、立分けて事に臨んで参りて下されや。
『みきのお手伝い、やりがいのある大仕事なれば、たすき掛けて張り切ります。
用意は整へてありますのでいつでも立ちて参ります。
そこそこの用意にてもあまり時の無いことですので早々にかかりて参りましようか。』
さてもここにありし様々なる用件、次々に示し記しおくこと数あれど、気、急ぐことなく日々の努めよろしくに頼みおく。
示し知らせること整いに整へ、益人達へのごくろう無駄無理にならぬよう、神、手筈整へこれよりの道に立つ。
今までの概念組み立て使いものにならず、これよりの示し、ここ受け取らずば得ることなし、強くに戒め知らせおく。
新しき時まだまだと思いあるならおろかしきこと、すでにここに始まりてあるを心して受けよ。
今迄の続きにものを見、もの考え想像するは悪烈きわまりなきこととなる。
今迄の仕組、ここに至るが為の仕組なり。
ここに新しき道と奉還されしものをとくと見せ来たに、まだ今までのつづきで物見るは何と言の葉使い難し。
新生の時、この始まりをま先に知り知らせてあるみたま達、切り替へて切り替へてこれよりのことに臨まれたし。
日に月となりた、このことしかと伝へ置く。
平成12年11月
《この掲載には本文の一部省略及び伏せ字があります》