日天意神示-1

オオカムナ キミハ コム

打ち入りの日となるこれよりの刻、それぞれの働きそれぞれの守護の基、役目受け、請け負いて、親神、神霊まがうことなく導きのみちに立つ。
働き手となるうぬ達のこと、何一つ迷うことなく、心おきなく働きてくだされ。
これまでの長き年月、時のみ計りの中、耐えに耐えしのびにしのんだ年月は決して無駄とならぬだけの礎えとなりある。
これより執らせたる朱の筆は取り次ぎの筆にあらず。
見まごうことなく次次の示し見合わせて働きの糧となるよう頼みおく。
大政奉還(※)と示し知らせたるこの度の大節、数々のご苦労の上に到り来た大峠、みなの者には、主、自らの大礼ここに示し置く。
それぞれの幸せ、ここに大神達請け負うて次へと進み進めてゆく。
甚だ略儀なれど心もとなきことと、おろそかにするにあらず。
出発の時となりて皆の旅仕度、今一度整えて参る様知らせおく。
先陣が切り込む打ち入りはいよいよ刻到りた。
こと気せわしく追い立ててゆくこととなるが、しっかりと気をたててゆるぎなき真人として追いて参られよ。
数多た仕組置きしことあるなれど、それはそれ、時をして知らせゆくことゆえ受け取りて参られよ。
心静かに穏やかに真芯を握りてこの道に立つこと。只々、体にて示しゆくが、道の開き
よろしくに頼みおく。

平成12年11月

《この掲載には本文の一部省略及び伏せ字があります》

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